
IGNITEを活用したモーターサイクル向けハイブリッドパワートレインのモデルベース開発アプローチ


IGNITEを活用したモーターサイクル向けハイブリッドパワートレインのモデルベース開発アプローチ
Vratislav Ondrak、IGNITE製品マネージャー、Realis Simulation
日本ユーザーカンファレンス2025
本発表では、モーターサイクル用ハイブリッドパワートレインにおける制御戦略の開発およびキャリブレーションに対するモデルベースアプローチをご紹介します。IGNITEとSimulinkを組み合わせたCAEツールチェーンを活用することで、車両の縦方向挙動の初期段階での評価や、最適なパワートレインアーキテクチャの選定が可能となります。
アーキテクチャが確定した後は、主にスロットル入力からトルクへのマッピングや、内燃機関(ICE)と電動機(EM)のトルク配分といった制御キャリブレーション業務に注力します。これらは特に低速域や過渡領域における走行性能(ドライバビリティ)に大きな影響を及ぼします。
Model-in-the-Loop(MiL)シミュレーションを用いることで、現実的な走行シナリオの中で制御ロジックを反復的に調整することができ、実機試験前にキャリブレーションに関するトレードオフの検討を行うことが可能となります。
この研究の結果は、Vratislav Ondrakが2025年9月19日の2025年日本ユーザーカンファレンスで発表します。
Realis Simulation、旧称 Ricardo Software。
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